ネット銀行の特徴

ネット銀行は、インターネット上でほとんどのサービスを提供しているため、店舗や人材にかかるコストが都市銀行にくらべて少なくなります。そのため、預金金利が高かったり、各種手数料が安くなったり、振込手続きの機能が充実していたりと利用ユーザーがお得になるサービスが提供できるのです！

このページでは、ネット銀行の特徴を、「手数料」、「金利」、「便利なサービス」に分け、お得なネット銀行と従来の一般的な銀行を比較しながら、ひとつずつご紹介いたします。

1．ATMからの引き出し手数料がお得

例えば、新生銀行では、対応するATMからであれば、いつでも無料で引き出しができます。それに対して三井住友銀行では、ATM引き出し手数料が最低108円必要になります。

（税込手数料）

※1 都市銀のATMを利用すると、明細に手数料の記載あり（負担は新生銀行）
※2 三井住友銀行のATM引き出しは平日8：45～18：00までの手数料（時間外は216円）

毎月3回の引き出しをする場合、新生銀行では無料ですべてが利用できますが、三井住友銀行では月々最低324円、年間でみると3,888円も無駄なお金を取られてしまいます。毎月小分けにお金を引き出す人は、新生銀行がおすすめです！

2．振込手数料がお得

例えば、住信SBIネット銀行では、月のATM出金手数料と振込手数料が最大15回無料になる、スマートプログラムというサービスを提供していますが、それに対して三井住友銀行では、振込手数料は最低216円が毎回必要になります。

（税込手数料）

毎月3回の振り込みをする場合、住信SBIネット銀行では無料ですべての取引ができますが、三井住友銀行では月々最低648円、年間でみると7,776円も無駄なお金を取られてしまいます。住信SBIネット銀行を利用した方が圧倒的にお得ですね！

3．一般的な銀行にくらべ、預金金利が高金利

例えば、イオン銀行なら「イオンカードセレクト（クレジットカード）」、または「キャッシュ＋デビットカード」を持っていると、普通預金の金利が「0.120％」になります。イオンでお買い物をされる方にとっては、WAONのポイント還元などお得になることが多いのでとてもおすすめです！また、定期金利に関しても、みずほ銀行と比較すると10倍の差があります。

※定期預金の適用金利は、300万円未満預入の場合

イオン銀行の普通金利0.120％と、みずほ銀行の定期金利0.010％に、100万円を1年間預けた場合の利息は、イオン銀行が1,200円、みずほ銀行が100円となり、イオン銀行の方が「1,100円」もお得になります。

また、定期預金であれば引き出しの制限がありますが、イオン銀行は条件さえクリアしてしまえば、いつでも引き出しできるお金を高い金利で預けることができます。条件も「イオンカード」、または「キャッシュ＋デビットカード」の所持とハードルの高い条件ではないので、高金利で預けたい人はイオン銀行がおすすめです！

4．便利な振込サービスでかんたん取引

ネット銀行なら、いつでも好きなときに、パソコンやスマートフォンからかんたんに振込をすることができます。毎月決まった振込をしている人は、定額自動振込サービスを設定をして、手作業でやっていた振込作業を自動振込でおまかせしてしまいましょう！また、振込予約サービスを使えば、突発的な振込を前もっと予約しておくことができます。

各銀行の振込サービス比較

まとめ

今回ご紹介したように、ネット銀行は、お得な金利や手数料、サービスを提供していることがほとんどです。大手都市銀行や地方銀行、信用金庫などでもネットバンキングを使い、インターネットで取引できるサービスを増やしていますが、まだまだネット銀行を利用した方がお得な状況です。ネット銀行のサービスにメリットがあると感じた人は、次のページ「ネット銀行徹底比較」で、手数料や金利など、さまざまな条件でネット銀行を比較して、ランキング形式でご紹介しています。ネット銀行のサービスにメリットがあると感じた人は合わせてご覧ください。

☆従来の一般的な銀行にくらべて、ネット銀行の提供するサービスは断然お得です！